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刀都関
岐阜県関市は日本刀鍛錬の地として全国にその名が知られています。その洗練された技術は、19名の刀匠をはじめとする総勢63名からなる 関伝日本刀鍛錬技術保存会により現代に伝えられています。 関鍛冶七流の繁栄 刀鍛冶の代表流派五ヶ伝(大和、山城、備前、相模、美濃)のうち、 美濃(関)伝は、最も新しい鍛冶に属していました。しかし、「折れず、曲がらず、よく切れる」という、刀にとっては不可欠の品質を開発した 関伝の技術は、戦乱期の中で全国的な需要を呼び起こし、室町中期 から末期にかけて、備前長船と双璧をなす繁栄をみることとなった。 寛正二年に関を訪れた禅僧太極はその日記「碧山日録」に、「里中之民過半鍛師也、 其作名於天下」と記しているが、当時の関鍛冶は関七流と呼ばれる各派を結成(江戸時代の資料による)、春日神社 を惣氏神とした自治組織で結ばれていたともされています。 関伝の流布
室町後期に全盛期を画した関鍛冶も、諸大名による領国支配の確立とともに、 各地の大名などにかかえこまれるなど分散化の傾向を余儀なくされていくこととなりますが、全国各地に散った関鍛冶たちは、新刀期(慶長以降)における 地方鍛冶の核となり、その影響は全国新刀鍛冶の七割以上に及んだともされています。 |
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